私はメダカの飼育を始めて10年になります。
毎年産卵から成魚まで成長させ個体数もかなり増えてきました。数年前から
- 11種類のメダカを飼育、販売
- 季節によってメダカの卵の販売
- ウィローモスやミジンコウキクサなど水草の販売
- レッドラムズホーンの販売
に力を入れています。
会社員をしながら毎月約2万円から3万円売り上げがありヤフオクでの評価は550近くの
高評価をいただいています。
今回はメダカの飼育で最適な容器をお伝えします。
それは発泡スチロールです。
メダカの飼育にはこれが最適!
メダカを飼育する際使用する容器は様々で、例えば水槽、睡蓮鉢、プラスチック容器、
発泡スチロール、その他もありますが主にこの4種類が一般的です。
私は10年間発泡スチロールのみで飼育してきましたが、特に冬場の寒い時期は他の容器
よりも凍結する頻度が少なく越冬するメダカがかなり増えました。
発泡スチロールで飼育した時のメリットとデメリット
発泡スチロールでメダカを飼育するときのメリット
- 価格を安く抑えられる、またはスーパーでもらえれば価格は0
- グリーンウォーターを作りやすい
- 新しい発泡スチロールに代える場合でも簡単に交換でき、移動させるのも楽。
- 外の温度の影響をあまり受けないので、真冬でも屋外飼育が可能である。
価格を安く抑えられる、またはスーパーでもらえれば価格は0
私はメダカの飼育を始めてから今日までメダカを発泡スチロールで屋外飼育していますが、
価格を安く抑えられるどころか近所のスーパーで頂けるので全くお金はかかりません。
汚れたり、壊れた時はいくらでも貰えるので今後もお金はかからないです。
ただし全てのスーパーから貰えるとは限りませんので確認をして下さいね。
グリーンウォーターを作りやすい
今までプラスチック容器での飼育経験もありますが、個人的には発泡スチロールでの飼
育だとグリーンウォーターが作りやすいのではないかと考えました。
なぜなら数回ですがプラスチック容器と発泡スチロールに水を入れ数日間放置しておきまし
たが後者がきれいなグリーンウォーターになりました。
前者は黄色っぽい色や赤っぽい色になることが多かったです。
メダカにとってはグリーンウォーターが最高の栄養源になります。
新しい発泡スチロールに代える場合でも簡単に交換でき移動させるのも楽
発泡スチロールが破損したり、汚れたりして交換の時期になっても簡単に手に入れられるた
め交換をする手間や時間も最小限に抑えられます。
またガラス製の水槽に比べ軽いため持ち運びが簡単です。
外の温度の影響をあまり受けないので、真冬でも屋外飼育が可能である
メダカは寒さに強い生き物ですが、真冬に底まで全面凍結(表面だけなら大丈夫です)になっ
たらもちろん全滅します。
住んでいる地域によって差はありますが、発泡スチロールは他の容器よりも凍結しにくいの
で真冬でも屋外での飼育が可能です。
長い期間水換えをしないとメダカにも悪影響を与えるので、私は2週間に一回減った
量をカルキ抜きした水道水で補充しています。
水換えをする場合も発泡スチロールだと簡単に移動できますので苦になりませんよね。
水換えは全部ではなく三分の一程度の飼育水を捨ててその分補充するのがベストです。
発泡スチロールでメダカを飼育するときのデメリット
- 見た目を気にする方にはおススメできない
- 万が一強い衝撃を与えると壊れてしまう
- 底にゴミやヘドロが溜まりやすい
- 水の量が限られてしまう
- 短期間で劣化してしまう
- 水温を保温する効果があるため真夏に水温が30度以上になった場合になかなか下がらない。
見た目を気にする方にはおススメできない
見た目を気にする方は発泡スチロールではなく水槽での飼育がベストです。
アクアリウムを楽しみたい方は鑑賞効果を高めるためガラス製の水槽、濾過装置、底砂をセ
ットし飼育することをおススメします。
万が一強い衝撃を与えると壊れてしまう
発泡スチロールは劣化したり少しの衝撃で亀裂や破損をすることがあります。
強い衝撃を与えない限り破損することはありませんが古くなると亀裂が入り水漏れが起こ
ることがあります。
私は半年に1回新しい発泡スチロールに交換しています。
底にゴミやヘドロが溜まりやすい
発泡スチロールの飼育では濾過装置は使いませんので一定の周期でヘドロやゴミの除去をし
ないと大量に溜まってしまいます。
屋外飼育なら問題ないですが屋内飼育だと悪臭問題になりますので注意しましょう。
そのためゴミやヘドロは定期的に取り除きましょう。
水の量が限られてしまう
発泡スチロールの大きさによって水の量が限られてしまいます。
小さいサイズから大きいサイズまでありますが水1リットルに対してメダカ1匹を
目安にしましょう。
入れ物は夏の暑さや冬の寒さを無事にメダカが乗り越えるためなるべく
高さがあるものがベストです。
短期間で劣化してしまう
発泡スチロールは丈夫で軽く飼育しやすい容器ですが数か月で劣化してしまうという
デメリットがあります。
先ほど紹介しましたが私は半年に1回交換しています。
劣化したまま使い続けると水漏れや破損の原因になりますので注意しましょう。
水温を保温する効果があるため真夏に水温が30度以上になった場合になかなか下がらない。
発泡スチロールでの飼育は外の温度の影響をあまり受けないため寒さ対策にはベストです
が、逆にデメリットは真夏の水温が30度以上になっている場合、発泡スチロールだと
上がった温度が下がりにくいというデメリットがあります。
メダカは暑さ、寒さには強い生き物ですが水温があまりにも上がった場合は日陰で水温が下
がるのを待つか、カルキ抜きの水道水を入れ少しでも水温を下げる方法をとりましょう。
その他の発泡スチロールで飼育した際の注意点
発泡スチロールで屋外飼育をするときはメダカを鳥や虫などの外敵から守りましょう。
その一つは100均の防虫ネットがあります。
値段も安いので試してみましょう。
雨が降ると水位が上がりメダカが流れてしまう可能性があります。
防止策は発泡スチロール(プラスチック容器)の周りにタオル等を巻き洗濯
ばさみで固定すれば水が漏れることはないです。
まとめ
私は10年メダカを飼育してきて発泡スチロールが一番飼育に適していると感じています。
なぜなら夏は急激な水温の上昇、冬は凍結を防ぐ役割をしてくれるからです。
メダカは温度の変化には強い魚ですが少しでも負担を減らしてたくさん繁殖させましょう。