私はメダカの飼育を始めて10年になります。
毎年産卵から成魚まで成長させ個体数もかなり増えてきました。数年前から
- 11種類のメダカを飼育、販売
- 季節によってメダカの卵の販売
- ウィローモスやミジンコウキクサなど水草の販売
- レッドラムズホーンの販売
に力を入れています。
会社員をしながら毎月約2万円から3万円売り上げがありヤフオクでの評価は550近くの
高評価をいただいています。
今回は幼魚の飼育の仕方を紹介します。
幼魚の育て方
メダカの飼育は初心者のみなさんでも簡単に飼育でき繁殖させることが可能です。
今からメダカの幼魚の飼育法や注意点をまとめます。
幼魚とは
幼魚とは1.5cm前後の個体で孵化してから大体1か月前後の個体を言います。
この時期になると比較的安定期になり死んでしまう個体は少なくなります。
針子(稚魚)の大きさは1cm未満に対しそれ以上になるとメダカに色や模様、ラメが入り
それぞれ個性が出てきます。
幼魚のエサやり
エサやりは必ず1分以内に食べれる量で1日数回与えてください。
1回のエサの量を多くすると針子(稚魚)の時と同様に水質の悪化によって死んでしまう
メダカが出てきます。
こんなに少なく与えて大丈夫なの?と疑問に思う方もいますが確実に食べれて水質が悪化し
ない方法はこれしかありません。
そのため回数を多く与える方法がメダカを成長させる一番の近道です。
このエサやり法を飽和給餌といいます。
幼魚の時期の注意点
幼魚の時期に注意することを3点紹介します。
孵化して1か月が過ぎると安定期に入りますがこの時期でも
注意しないといけない点が3つあります。
- 水換えに注意
- 外敵に注意
- エサの与えすぎに注意
水換えに注意
水換え時の注意点は3つあります。
- 飼育水を全て新しい水に交換すること。
- カルキを抜かないで入れること。
- 飼育水の水温と新しい水の温度差がありすぎること。
飼育水を全て新しい水に交換すること。
飼育水を全て新しい水に交換すると幼魚は全滅する可能性が非常に高いです。
水の交換時は飼育水を3分の1捨ててその分を補充する方法がベストです。
カルキを抜かないで入れること。
水換え時は市販のカルキ抜きがあるので必ずカルキは抜いてください。
水道水をそのまま入れると全滅の危険があります。
市販のカルキ抜きがなければバケツに水道水を汲んで1日以上外においておけば
カルキが抜けます。
飼育水の水温と新しい水の温度差がありすぎること。
飼育水との温度差が大きいと幼魚へのダメージが大きいので水温の差を小さくする
必要があります。
追加する水を飼育水に15分程入れておくと同水温になるので
それから入れるようにしましょう。
水温を慣らす方法は屋外の飼育水に15分ほど入れておくと同水温になります。
外敵に注意
こちらは屋外飼育の場合ですがこの時期は外敵に襲われる可能性が高いため100均で虫よけ
ネットなど外敵防止策を行いましょう。
メダカは孵化してから成魚になっても外敵に襲われるリスクがあります。
エサの与えすぎに注意
先ほどもお伝えしましたがエサの量は少なめに与えてください。
残りエサが水質の悪化を招き死んでしまう個体も多いです。
エサは少ないと思うくらいがちょうどいいです。
まとめ
幼魚の時期は成魚に成長させるためにも大事な時期です。
特に屋外での飼育の場合、真夏は日よけを使用するのがいいと思います。
メダカの飼育を始めて今年で11年目になりますが屋外飼育をしてきて、初めて暑さが
原因で大量死を経験しました。
少しでも生存するメダカを維持するためにも今まで紹介したことをまとめると
- 針子(稚魚)同様に外敵防止策をする。
- 水温が20度以上になったら飽和給餌のエサやり法で与える。
- 針子(稚魚)同様に水換えは水温の急激な温度変化に注意し3分の1程度交換する。
- 真夏は日よけを使用する。
上記4点に注意して飼育すれば幼魚の生存を維持することができます。
1匹でも多く成魚まで成長させましょう。